巷を騒がすマイナカード関連のトピックスをレポートします。
最近の業界トピックス
- 改正マイナンバー法が成立し、2024年秋より「マイナ保険証」に一本化
- マイナカードが運転免許証を抜き、写真付き公的証明書の首位に到達
- マイナカード申請累計件数:97,202,040枚|2023年6月11日現在
- 携帯大手キャリアが「健康保険証」での本人確認を廃止
2024年秋の保険証廃止に向けて、政府/デジタル庁を中心に急ピッチで整備が進み、既に全国の医療機関では「マイナ保険証」運用がスタートしています。ただ、その歪みで、医療窓口の保険証確認、住民票のコンビニ発行のトラブルもニュースになっています。
巷のマイナカードのトラブル要因はなに?
今ニュースとなっているトラブル要因は、関連団体のDB不備や運用ミス、システム不具合で、残念ながら有効な策は見当たりません。早急な改善を待つよりなさそうです。
とはいえ、制度はスタートします。間近に迫る、様々なマイナンバー施策に向けて、私たちには「マイナカード」に、事前に慣れておく事が求められています。
私たちが今準備しておくべき対策は?
異論などは色々ありつつも、国民皆保険制である日本において「マイナ保険証」は、全ての国民に2024年秋に影響を及ぼします。そのため「マイナカード」を取得する事は前提として、以下に準備するべき対策を示します。
- マイナカードの暗証番号を「大切かつ厳重に」管理する癖を付ける
- マイナポータル|アプリをインストールして活用してみる
マイナカードに限らず、国内普及の主要な写真付き証明カードは、ICT利用|スマホ等のNFC技術活用を前提に当初から設計されており、セキュリティに優れたICチップが標準搭載されています。ただ、残念ながら、その機能は、PR不足などでほとんど活用されていませんでした。
でも、デジタル庁の発足以降、機能やUIは急速に改善されており「マイナポータル|アプリ」では既に、医療費把握やマイナポイントの把握、確定申告連携などがトラブルなく運用されています。